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ハイジのまわりの日々のできごとを気まぐれに書きとめました


by hei-di
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絵本えらび

さて、弟と解散後ブレーキランプが切れていたとも知らずにハイジが向かった先は玉野市。
お気に入りの本屋さん 451BOOKS 。 約1ヶ月ぶり。
小さな小さなセレクト本屋さんは今日もファンの人たちで静かに賑わっていました。
たぶん合計7席くらいで満席かな? 
ハイジはおいしいコーヒーを飲みながら、可愛い絵本にニヤニヤ。
店長さんと話を咲かせたあとは2階の隅っこに陣取りマッタリ読書♪

そして、この日のお気に入りは
まずこちら
絵本えらび_d0116294_2235491.jpg

ウィリアム・スタイグ作/瀬田貞二訳 『ねずみとくじら』
スタイグさんは何人だろう? 本はもう36年前にイギリスで初版されたものみたい。
船を作って1匹で航海に出たねずみが海に落ちて、もう死んでしまいそうだったところをくじらに助けられ、浜に送り届けてもらうまでの1週間の間、陸の上と海の中それぞれの住む世界の様子を話しあい、心を分かち合う親友になりました。
でも二人の住む世界は陸と海。一緒には暮らせないので、さようならをします。
その数年後、今度はそのくじらが嵐にのまれて浜辺に打ち上げられ、ねずみがゾウ
に助けを求め、くじらを海に返してあげたというお話ですが、
瀬田さんの日本語訳が、古き良き日本語とでも言いましょうか、なんとも言えず
いい感じに響くのです。

再会した彼らはもう若くはありませんでしたから、助けられたくじらが海に帰って行く時、互いにもう2度と会うこはないと知っていました。
「さようなら、なかよしのくじら」
「さようなら、なかよしのねずみ」
そして、互いに絶対に忘れないという事も知っていました。

・・・ちょっとせつなくなるけど、すてきなお話しなんです。



そして、もう1冊
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Nadja(ナジャ)作 『BOBBY』
ナジャさんはエジプト生まれのフランス育ちの方だそう。
日本語訳されている 犬の『マックス』シリーズなどの絵本もありますが、『BOBBY』はフランス語。 絵を見ただけでストーリーはすぐわかりますが、かれこれもう10年以上むかし、ハイジがうら若き女子大生だった頃、第2外国語は仏語を選択していたはず・・・今ではもう数も数えられません(T_T)  あぁ、もっと勉強しておくのだった・・・

絵本えらび_d0116294_22584862.jpg絵本えらび_d0116294_22591436.jpg








女の子のウサギがふくろうにさらわれ食べられそうになったので、彼女は猛抗議!
代わりにとクッキーを焼いてふくろうにあげて、ウサギを救い、最後はふくろうも一緒にみんなで仲良くピクニック というお話しのよう。

まず、この絵本のかたち! なんともアバウトなウサギのかたちをしているのが、これまたカワイイ^m^
そして、眉間にシワをよせながらクッキーを作る女の子も可愛いし、女の子の服のすそをつかんでいるお人形も可愛い♪(女の子を囲むキャラクーたちは彼女のおもちゃ達らしい)

何度も開いてはニヤニヤしているのでした^^;



この日合計4冊の本を買って、気分良くドライブしながら家路へとつきました。
by hei-di | 2007-08-27 23:16 | book